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第43回九都県市合同防災訓練見学のご報告(2022.9.1 開催)

2022年9月1日(木) 千葉市蘇我スポーツ公園にて開催されました。
おゆみ野地区町内自治会連絡協議会では、会長と役員3名の計4名で、消防・警察・自衛隊・防災関係機関・民間事業者・市民団体が連携した大規模かつ実践的な訓練を見学してきました。

入場は事前予約で、当日は検温、荷物検査、探知機による身体検査を行った上で入場しました。

 

観覧席は屋根があるスタンドで、A―B―Cに分かれていました。
訓練は、最初に全員でシェイクアウト訓練を実施した後、「初期対応訓練」として地域住民による避難行動訓練、初期消火訓練や地震発生直後における情報収集訓練を行いました。


上空はヘリコプターやドローンが飛び、災害状況をモニターに映していました。
地上では「救援復旧訓練」として、地震により寸断された道路や、信号機復旧訓練、電気、ガス、電話、上下水道などのライフラインの応急復旧訓練などが行われました。


同時に救援物資の車両が入ってきて、ヤマザキパンや生協、クロネコヤマトなどの見慣れた車が登場しました。様々な復旧車両が入ってきて、とにかく圧巻でした。

応急救護所は風船のように出来上がり、折り畳み式の簡易ベッドが並べられ受け入れ態勢が整っていきました。

モニターには、がれきの中から怪我人を救出する様子が映し出されていたり、屋上に取り残された人をヘリコプターで救出する様子なども解説付きで放送されていました。
全ての訓練が解説付きで、どのように行われていくかがよく分かりました。

ブースでは、様々な関連機構の展示が行われていました。
電気自動車の展示、千葉市危機管理部では避難所開設時の受付の見本、千葉市SLネットワークによる簡易トイレなどの設置やローリングストックの案内など、多岐にわたって展示されていました。

テレビでご覧になった方もいらっしゃるかと思いますが、岸田首相も訪れ熊谷知事や神谷市長と共に訓練の視察をされ、VRゴーグルを装着して、起震車に乗って地震の揺れを体感されていました。

3年振りに一般の来場者も入った大規模訓練で、関係機関も含めると参加者は1,800人あまりだったようです。

 

報告者:佐々木(事務局)